モトカケレッスン
公道を走行する際は法令などを遵守の上、以下の点を守り安全運転につとめてください。
- 走行前に車両の点検を実施し、異常がある場合は無理に走行することは控えてください。
- ヘルメット・プロテクターなどの安全装備や、防護効果の高いライディングウェアなど適切な装備を着用してください。
- 発進前には必ず後方の安全確認を行ってください。また周囲に他の車両が走行している状況では、急な進路変更や加減速などリスクのある走行は控えてください。
オートバイのブーツ・シューズを選ぶポイントは、「防護性」「操作性(足首の動きやすさ)」「歩きやすさ」だ。それぞれについて、詳しく見てみよう。
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防護性
できればオートバイ専用の、しっかりとした製品を選ぼう。 ポイントになるのは、足首のプロテクション。足首まで覆う高さのあるものを選ぼう。 足をひねったり、オートバイの下敷きになってしまったときに心強い。
その意味で、膝下まで覆うロングブーツは安心だ。サーキットにも対応できるレーシングブーツから、普段使いでも違和感のないカジュアルなブーツまで、いろいろな選択肢から選ぶことができる。
ツーリングや街乗り用であれば、足首まで高さのある、ハイカットのショートブーツもおすすめ。軽くて歩きやすく、防護もしっかりしたものが多い。
もっとカジュアルな、スニーカータイプのライディングシューズもある。プロテクションは弱くなるが、オートバイ用であれば、足首まで覆われているモデルも多い。手軽さとプロテクション、どちらを重視するか。自分の使い方に合わせて、検討してみよう。
なおスニーカータイプなど、紐靴になっているシューズの場合。結んだ紐をぶらぶらさせていると、乗り降りするときにステップに引っかけたりして、危険だ。紐の端は靴の中に押し込むなど、きちんとケアをしておこう。

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足首の動きやすさ
リアブレーキやシフトのレバーを足で操作するため、足首が自由に動くことが大切だ。確かめるには、実際に履いてみないとわからない。ショップの店員に許可を取って試着をし、納得のいくまでチェックしよう。
とくに頑丈なレーシングブーツや、厚底シューズなどの場合、操作に慣れが必要なこともある。ブレーキレバーを踏む感覚がつかみづらかったり、分厚すぎてシフトレバーの下につま先を入れるのがむずかしかったり。そのあたりのチェックも、しっかりと行いたい。
なおレザー製品の場合、店頭に並んだ状態では革が固く、動きづらいこともある。使っているうちに柔らかくなじんでくるということも、理解しておこう。 -
歩きやすさ
オートバイを降りて歩くときに、歩きやすいかどうかも大切だ。防護性が高ければ高いほど、歩きやすさは犠牲にならざるを得ない。レーシングブーツを履いたままでは、注意しないと階段で足を滑らせそうになることもよくある。自分の使用目的に合わせて、プロテクションと歩きやすさのどちらを重視するか、検討するようにしよう。
ただ、どれほど軽いものであっても、オートバイ用である以上、純粋に歩く用途には向いていない。もしツーリング先での散策が主目的などの場合には、歩きやすいシューズに履き替える方が良いだろう。
ライディングブーツやシューズは、安全と楽しさを足元から支える装備だ。しっかりした装備を身につければ、走りの安心感は大きく変わる。ぜひ、こだわって選んでみよう。
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ライディングウェアのよくある質問
- ライディングブーツ・シューズを選ぶとき、何を重視すればいいですか?
防護性・動きやすさ・歩きやすさの3点だ。まず足を守る防護性を最優先しつつ、ペダル操作のための足首の動きやすさ、降りて歩くときの歩きやすさも押さえたい。
- オートバイに乗るのに、普通のスニーカーではダメなのですか?
おすすめできない。転倒時に足が受けるダメージは意外と大きく、ローカットのスニーカーでは足首の守りがない。少なくとも足首までしっかり覆われるものを選びたい。
【目的別】オートバイのライディングブーツ選び方ガイド
二輪車安全運転指導員として14年ほどの実績。主に安全運転講習会で多くの受講生の方にアドバイスをさせていただいた経験を元に記事を発信しています。
目的別おすすめライディングブーツ
オートバイに乗るときは、安全のためしっかりとした装備が必要。これはライダーにとって常識だろう。ヘルメットやジャケット、そしてプロテクターなど、こだわって選んでいる人は多いはずだ。しかし、足元を守る靴についてはどうだろう。後回しにして、とりあえずスニーカーを履いて乗っているライダーも多いのではないだろうか。
安全運転講習会のお手伝いをしていたころ、参加する初心者ライダーの足元は普段使いのスニーカーの人が多かったように思う。そろえるものが多すぎて、正直、靴までは気が回らない。そんな事情もあったのだろう。
しかし転倒したとき、足が受けるダメージは意外と大きい。地面に引きずられたり、足首をひねったり、倒れたオートバイの下敷きになることだってある。オートバイに乗るなら足のプロテクションはとても大切だ。
そんなことを言われても、どの靴を買えばいいのかわからないよ。そう思ったライダーのために、ライディングブーツ選びのポイントを目的別に整理してみよう。
初心者向けには、軽くて、普段使いもできるシューズがおすすめ
初心者ライダーの場合、ポイントになるのは、まだオートバイに慣れていないということだ。普段の靴とは感覚が大きく異なるレーシングブーツなどを選んでしまうと、安心感よりも違和感の方が大きくなってしまうかもしれない。そうならないよう、普段使いでも快適なスニーカータイプのライディングシューズがおすすめだ。
ただし、普通のスニーカーの流用は避けたい。オートバイ用ではないスニーカーは、足首を守れないローカットのものが多く、素材も薄手で防護性が足りないからだ。
軽さを重視するとしても、最低限の防護性を確保したオートバイ用のシューズを選ぶようにしよう。
街乗り中心なら、操作性の高さを確保しよう
市街地の走行では、信号によるゴー・ストップや頻繁なシフトチェンジなど、足を使ったペダル操作が多くなる。確実な操作を素早く行うためには、ライディングブーツにも高い操作性が必要。具体的には、足首を動かしやすいものを選ぶようにしよう。
タイプとしてはスニーカータイプかショートブーツが候補になる。ただし高い操作性を得るには、自分の足にフィットしていることが必要。できればショップで実物を手に取り、試着をして選ぶようにしよう。
ツーリング用途では、防護性と歩きやすさを重視
ツーリングでは長距離を走るうえ、路面状況や天候も大きく変化する。悪路や雨天での走行を考えると、スニーカータイプの手軽なシューズではいささか不安が残る。防護性の高いショートブーツやロングブーツが安心だ。
ただし、ツーリングの楽しみは走ることだけではない。目的地に着いたら、周囲を歩き回って散策やグルメを楽しみたいだろう。だから歩きやすさも大切なポイントとなる。特にロングブーツは、防護性が高い代わりに足首の動きが制限され、歩きづらいものも多い。できれば実際に試着して、歩きやすさまで確認しておきたい。
サーキットやオフロード走行などには、高度なプロテクションが必須
サーキットでのスポーツ走行や、オフロード走行を楽しむなら、防護性の高いレーシングブーツ・オフロードブーツが必須だ。ツーリング向けのロングブーツと違い、すね・くるぶし・つま先などにプロテクションを装備しており、いざというときでもしっかりとライダーを守ってくれる。
なおサーキットでは、走行規定により装備のスペックが定められていることがある。自分の装備が走行規定に適合しているかどうかも、チェックしておこう。
しっかりしたライディングブーツが走りの安心感を支える
オートバイに必要な装備は多いし、どれもそれなりに高価だ。最初のうちは、ブーツやシューズまで気が回らないかもしれない。だが、しっかりしたものを履いて走ると、安心感がまるで違う。それがライダーの余裕になり、結果として走りはもっと楽しくなるだろう。
また他のライディングウェアについても、選ぶポイントを説明した記事がある。興味のある方はぜひご覧いただきたい。